【依頼講座】『まなびあテラス』にて体験講座を行いました!
2018年1月24日
2018年1月20日(土)
会場 東根市公益文化施設『まなびあテラス』
実施プログラム「青首大根のちぎり絵」
東根市にある『まなびあテラス』様からご依頼をいただき山形県北初の体験講座を実施しました。
こちらは、図書館・美術館・市民活動支援センターからなる複合施設です。
今回のプログラムは冬を代表する野菜「大根」をモデルに描く『青首大根のちぎり絵』です。施設の方にご用意いただいた大根はどれも個性的なものばかり!二股だったりヒゲが長かったりとスーパーでは売っていない魅力的な形状に私たちもテンションがあがります。今回の参加者は15名。年齢層は幅広く小学生の女の子も参加してくれました。東根市での初講座ということもあり、導入ではメインが臨床美術について説明しました。初めて聞く言葉に頷きながらも皆さんの表情は少々かため。臨床美術の特徴の1つである「五感」をつかってまずは大根を触ることから始めました。
いつもはすぐに調理してしまう大根ですが、触ってみるとひんやりと冷たくてすべすべしていることに気づかされます。長いヒゲやくぼみ、色等、見れば見るほど興味深い形。メインが大根は真っすぐではないことを紹介する為に、縦に半分に切りました。水がポタポタと滴り落ちるほど、みずみずしい大根!思わず皆さん見入っていましたよ。
いよいよ制作です。いろいろな種類の和紙を、皆さん興味深い表情で1枚1枚見比べながら制作をすすめていきます。
大根の辛味や甘味、みずみずしさ等、色和紙で表現していきます。
「私の大根はこれくらいかしら?」「実物より大きくなっちゃった」皆さんなんだかとても楽しそうです。
和紙でこよりを作ってヒゲを表現したり、くしゃくしゃにして葉っぱの質感を出したりと皆さん思い思いの大根を描いていました。
ヨコ向き?タテ向き??出来上がった作品の向きを決めたら鑑賞会の始まりです。皆さんの作品が壁に貼り出されると歓声と拍手が聞こえてきました。どの作品も本物の大根以上に魅力的な色と形をしています。メインから作品一つ一つの良いところが伝えられると皆さんハニカミながらも嬉しそうな表情をしていました。出来上がった作品をご自宅で展示していただけるように、まなびあテラスからパネルが贈られました。グリーンのパネルに貼ると大根の白さがさら映えますね。
今回の講座に参加された皆さんの感想を一部ご紹介いたします。
・材料も時間も豊富で楽しく制作することが出来た。スタッフの方も多くて良かった。大根が立派だった。
・70歳にして若い人と一緒にすてきな時間ありがとう。老ても物好きでご近所なのでまた参加したいです。
・初めての活動でしたが手軽にできる講座で楽しかったです。立派な台紙付で家で飾ってみたいと思います。
・分かりやすく説明してもらえて初めてやったけど楽しかったです。
・上手下手がわからなくて楽しかった。1人1人の工夫にわくわくした。
・どのように描くか画材の仕様、使い方など説明が丁寧でとてもわかりやすかったです。何よりも楽しめたことが一番!
写真提供:まなびあテラス




























































