日々の活動Blog

【依頼講座】七ヶ宿町に行ってきました!②

2019年7月13(土)
宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会 依頼講座
プログラム「スタンピングで描く紫陽花」

7月だというのに肌寒い日が続いていましたが、久しぶりの夏らしい暑さが戻った日に七ヶ宿町に行って参りました。
今日の制作のモチーフは、紫陽花。各家庭の庭先や七ヶ宿に向かう道路沿いにも色とりどりの紫陽花が咲き乱れ、この季節にまさにピッタリ!のプログラム。

講座の会場にも、参加者の皆さんのお庭に咲いていた紫陽花が沢山持ち寄られ、テーブルに飾られた紫陽花を見ながら、皆さん紫陽花談義に話がはずみました。
しかし、作品制作に入ると会場の空気は一変…!

今回の重要ポイントの下地作りに悪戦苦闘!色を選ぶためのヒントをそれぞれ確認しながらの制作となりました。
下地が出来上がっても、「本当にこの色でよかったのかしら?」「失敗した気がする」など不安な気持ちをかかえてしまった方も…しかし、スタッフの「下地だから、大丈夫!これから皆さんの紫陽花、バッチリお化粧しますからね~」の声掛けに、笑顔になって次の工程に取り組まれました。

紫陽花の色をじっくり観察し、下地の上に思い思いの色をのせていきます。
ぽんぽんと軽快に色をのせていく方、ゆっくりと配色を考えながら色をのせていく方・・・
一人ひとり自分の紫陽花が徐々に出来上がっていきます。


「あら~いいごど~」「色きれいだ~」と、制作中でも自然と鑑賞会が始まる七ヶ宿講座ならではの風景♪
みなさんの様子をみて、また自分の作品をどうしようか…と、再び思案し、手を加えていきます。

出来上がった作品は、どれも見事なものばかり!
作品が出来上がってみると、下地の効果がバッチリあらわれた素敵な紫陽花になっていましたよ。






色とりどりの紫陽花と作品が無事完成した喜びの笑顔で埋め尽くされた会場になりました。

次回は9月になります。皆様の笑顔にお会いできることを楽しみにしています。

【依頼講座】 ら・ふらんす大江に行ってきました①

2019 年 6 月 14 日(金)
プログラム「ガラス絵<梅雨の空>」

今年度もらふらんす大江様より年 3 回のご依頼をいただきました。一回目のプログラムは 梅雨の空を思いながらも、晴れ間から光を感じる光景を透明板に描く「ガラス絵」です。
今までも色々な素材に絵を描いてきましたが、今回は初めて透明の板に梅雨の空を表現し ていきます。今日はあいにくの(?)の快晴です。そこで皆さんには雨が降りそうな空や、 空気、雨の日に似合う花などを思い描いてもらいました。前の週には雹(ひょう)が降ったとか。そし ていよいよ、透明の板に思い思いに感じた色の絵の具をのせていきます。選んだ色によって 空の色が様々に変化していきます。どの空も素敵です。

あ!ぽつりぽつりと雨が落ちてきましたよ。初めは静かにシトシトと。もっと降ってきまし たよ!どんな音でしょう?「ザーザーザー」あちこちで声が聞こえます。風が吹いてきた ら?メインの手の動きをじっと見つめる利用者の方々。さあ、皆さんも声に出しながら雨を 降らせてみましょう!大きな雨粒、小さな点々の雨、太くて力強い雨、霧のように細い雨。


雨が上がり光が差し込みます。裏から見る景色も全く違います。これが透明板に描く醍醐味 です。


楽しみにしている鑑賞会では、自然に椅子を移動させ作品がよく見える位置に座ってくだ さいました。 遠くから見ると又違った風景が広がります。竜巻のように上に登っていく雲。細かい線が銅版画のように繊細な雰囲気をかもしだします。何気ない力の加減や色の混ざり具合で、全く 違う作品が出来上がるこの瞬間は、いつも感動的です。 なかなか活動に入れず、最後の最後で絵本の挿絵のように風景を描いてくれた利用者さん が、帰り際にはにかみながらもピースサインを贈って下さいました。

【依頼講座】七ヶ宿町に行ってきました!①

2019年5月11日(土)
依頼講座 七ヶ宿町社会福祉協議会
七ヶ宿町高齢者センター&湯原コミュニティーセンター
プログラム「ドリッピングカレンダー」

今年度も宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会さまにご依頼をいただき、七ヶ宿町に行ってまいりました!
不思議と七ヶ宿町へ赴く時は本当にいい天気…講座に向けて気持ちが高まります。
この日、平成から令和へ元号が変わってから初めての講座となりました。


「新しい令和という時代になったので…改めて、今日はみなさんで握手から始めたいと思います!」とメイン講師からの言葉。
お互いに見知ったメンバー同士、握手をするとハニカミながら皆さん笑顔に!
握手をするだけで、なんとなく会場があったかい雰囲気に包まれます。

本日のお題は「ドリッピングカレンダー」です。
カレンダーはわかるけど、ドリッピングなんて聞いたことがない!という方がほとんど。頭の周りに???が飛び交う中…
絵の具をたらして、さぁ!絵の具の旅の始まりはじまり~♪
    
思い通りにいかない絵の具の流れ方に、「おっとっと!」「わ~大変大変…」「こっちに行きたいのに行かないわ~」とあちこちから声が聞かれ、会場が盛り上がっていきます!
「これ、どうするの…」不安げな表情だった方も、絵の具の思いがけない動きに思わず笑顔がこぼれます。
「こうするといいかも~」と指先をうまく使いながら紙に振動を加えたり…
絵の具の混ざり方や偶然できる形が楽しめるドリッピングに、興味津々で取り組んでいらっしゃいました。

最後はカレンダーに仕立てていくこのプログラム。
仕立ての仕方にも、工夫がたくさん!個性が光ります。
 

出来上がった作品を貼りだすと自然と「あら、この形いいね~」「素敵だね~」と言葉が飛び交います。
新時代を飾る、カラフルで元気になる!オリジナル令和カレンダーの完成です。
 
 
お一人ずつ作品をご紹介。みなさんの構成力には、本当に毎回驚かされます!
大胆な色づかい、見れば見るほど作品の世界観に引き込まれます。
笑顔があふれ、とても温かい時間です。

  
最初は「これはどんな作品になるの…?」と、頭がじりじりと悩むような時間もあったけれど、終わってみると皆さんの表情はスッキリ!
七ヶ宿町に伺うようになって5年ほど経ちますが、臨床美術の醍醐味とも言える抽象的なプログラムにもチャレンジして楽しんでいただいていることが、とてもうれしく思います。
七ヶ宿町の皆さんの日常に、このカレンダーがきっと彩りを添えてくれることでしょう。
次回は7月!個性豊かな作品、みなさんの笑顔にお会いできるのが楽しみです。

写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会

【依頼講座】宮城県七ヶ宿町へ行ってきました!⑦

2019年3月16日(土)
依頼講座 宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会
会場 湯原コミュニティーセンター
プログラム「点と線のトートバック」

本日は七ヶ宿町湯原地区にて2期生の皆さんにお集りいただきました。「おととい雪降ったんだよ」部屋に入ってくると皆さん口々に冬に逆戻りしたかのような天気の話題を口にされています。確かに車窓から見えた道路の脇には白い雪が積もっていました。しかし吹く風はほんの少し柔らかく、春が傍に近づいてきているような雰囲気です。本日は春のお出掛けにピッタリのプログラム『点と線のトートバック』です。無地のトートバックを前に皆さん真剣な面持ち。どのような作品が出来上がるのか楽しみですね。

まずは点を表現します。「貼ってみましょう」とは言われても1点目はやはり戸惑いますよね。本日初参加の方もおり、皆さん少々迷いを見せたものの1枚貼ると、なんだか楽しくなってきたのでしょうかリズミカルにポンポンと貼っていました。

点を離したり、近づけたり大きさを合わせたり皆さんそれぞれ思い思いのデザインに集中していきます。

お次は線です。潔く1本の線を引いてみると画面が引き締まって見えてきますね。1本目が決まると皆さんの手が一気に加速していきました。三角に切ったり、細く切ったり、繋げてみたり・・・「あら~なんだか真っすぐ切れなくて曲がってしまったやぁ」という声も聞こえてきましたが、真っすぐでない方が手作りの良さが出て私は好きですよ。

気づくと皆さん黙々と作業をしています。静かな空間の中で時計の音だけが聞こえる場面が何度かみられました。集中していて時間の感覚がなくなる。まさに脳が右脳に切り替わった瞬間ですね。「ふぅ~」大きなため息が聞こえました「これで終わりでないんでしょ?こっからきっと色つけとかあるんだよ」茶目っ気たっぷりに先読みしたセリフが聞こえてきて会場が笑いに包まれました。

その通りですよ。とはいえ先が読めるようで読めないのが臨床美術の面白いところです。私たちでも完成形はわからないのですから。春を感じる色を選んだら点と線の上に重ねていきます。トートバックの色が真っ白ではなくキナリなので、白やパールも綺麗に映えて素敵ですね。

作品が完成しました。鑑賞会の始まりです。テープの跡がくっきりと目立つ濃い色も春らしい優しい色合いもどちらも素敵な仕上がりです。雪がすっかり溶けて春本番を迎えたら、皆さん何を入れて持ち歩くのかしら・・・想像するとワクワク楽しくなりました。桜の季節が待ち遠しいですね。来年度1回目の講座は5月を予定しています。また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしています。

写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会

【依頼講座】宮城県七ヶ宿町へ行ってきました!⑥

2019年3月4日(土)
依頼講座 宮城県七ヶ宿町社会福祉協議会
会場 七ヶ宿町高齢者センター(関)
プログラム 「点と線のトートバック」

うららかな日差しが心地良い七ヶ宿町。私たちがこの町を訪れる日は不思議といつも良いお天気です。「おはようございま~す」開始時間前にもかかわらず、皆さん早々と会場入りしてくださいました。今回の講座は1・3期生合同です。今日は何を作るのかな?皆さん興味深々な様子です。

「本日のプログラムは『点と線のトートバック』です」とメインから説明はあったもののいつもは登場する参考作品は見当たりません。あえて先入観をもたずに制作するのも面白いものですよ。今回は「型染め」をしますというメインの言葉に一瞬戸惑いの表情を見せるも皆さん至って冷静です。

ここ数年抽象的な作品を制作してきただけあって、無地のトートバックを前にしても余裕の表情です。

それではまずは「点」を表現していきます。どこにどのように貼ったらいいのかわからないという声が聞こえてきましたが、いつの間にやら皆さん大中小様々な点をリズムよく並べています。

点の次は「線」です。この線の表現では七ヶ宿町の皆さんのセンスが光ります。小さく切って隙間を作ったり、細く切ったり、波打つ線を表現したり、三角を作ったり・・・「あれ?最初に貼った点の位置変わりました?」と尋ねるとはにかみながら「この方が面白いかと思って」とお話くださいました。点と線、線と点どちらが先かというよりも楽しむ気持ちが大切ですよね。

個性輝く素敵な作品の数々。気づけば皆さん立ち上がって隣のテーブルの作品を見て回っていました。

「あら~ステキだね」「山みたい」「こういうテープの使い方いいわね」と参加者同士による鑑賞会が始まりました。七ヶ宿町の皆さんはとても誉め上手。講座の雰囲気がいつもあたたかいのは皆さんの人柄によるものですね。

さぁ春の色を選んだらいよいよ彩色です。いつの間にかシーンと会場が静かになりました。黙々と色を重ねて世界に1枚だけのオリジナルのバックを制作します。

完成です!色とりどりのバックが並ぶと室内が一気に華やかになりました。

鑑賞会が始まりました。メインが1点1点作品を見ていくと会場からは拍手が聞こえてきます。時折、メインが剥がし忘れたシールを発見する一幕も見られ、会場は笑い声に包まれていました。楽しいひと時をありがとうございました。もうすぐやってくる桜の季節には、是非バックを持ってお出掛けくださいね。

写真提供:七ヶ宿町社会福祉協議会

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