日々の活動Blog

【レポート】臨床美術でコミュニケーション☆『アートで話そう!』開催しました!

2014年12月21日(日)
男女共同参画センター ファーラ
プログラム『二人で描く 線と色の抽象画』

“婚活”をテーマに、アートを通して相手とコミュニケーションする臨床美術講座『アートで話そう!』を開催しました。
一般的な婚活イベントとは一味違った講座に、今回も多くの方にご参加いただきました。

ふたりずつペアとなって共同で描きながら、作品を作っていきます。
あいての一筆を受け入れ、それに応えるようにまた自分の一筆を加えていく…
このやり取りが、自分を受け入れ、相手を受け入れるコミュニケーションとなっていきます。
制作の途中、
「絵を描くなんて、小学生以来ですよ~抽象画、面白い」
「この色すてきですね~クリスマスの雰囲気!」
ペアになった方と、同じテーブルに座った方々と、自然とお互いを褒めあったり、声をかけ合う様子が見られました。

制作終了後には、恒例の鑑賞会です。

鑑賞会では、参加者のみなさんより、
「こんな作品にしてみたかった」「相手の方のこの部分が面白いと思ってこんな風に描きました…」など
制作中の思いを語ってくださり、相手を受け入れつつ、それぞれの皆さんの良さが作品に表れているようでした。


お互いの作品の雰囲気が自然と似てくるのも、このプログラムの面白いところですね。

制作、鑑賞会終了後には茶話会の時間も設け、ペアなった方以外の方とも作品を介して会話が生まれ、和やかな雰囲気となりました。

参加者の方の感想をご紹介します。
「2回目の参加でした。楽しかったです」
「思っていた以上に素晴らしい作品が完成できたと思っています。スタッフの方も丁寧に声掛けて頂けて楽しかったです」
「次回はいつですか?また参加したいです」

今回の講座もたくさんの方に好評いただきました。
アートを通して、本来の自分も表現しつつ、相手の方の良さも感じることができる、そんな良い機会となったのではないでしょうか。

多くの方がコミュニケーションを楽しめる機会を今後も作っていければと思います。

【レポート】依頼講座「りんごの量感画」in 河北町

2014年12月4日(木)
河北町 どんがホール
プログラム「りんごの量感画」

雪もようやく降り始め、いよいよ冬本番!となってきた頃、河北町役場健康福祉課さんのご依頼に応え、河北町どんがホールにて高齢者対象の講座を実施してきました。
昨年も同施設で講座を開催しており、「昨年も参加したのよ~」とおっしゃってくださった方もいました。
役場の方も急きょ参加していただきながら、講座がスタートです。

今回のプログラムは『りんごの量感画』です。
いまが旬で食べごろの美味しそうなりんご!五感を使って、りんごを思い思いに表現していきます。
最初は「こんな感じ…?」と不安げに手を動かしていた方も、周りの様子や、スタッフの声かけでだんだんと気持ちものって、制作に集中する様子が見られました。
「とっても重そうで、いいりんごですね~」「さわやかな味がしそう!」…と声をかけると、皆さんの顔もほころんでゆきます。
「あなたのりんご、いいわね~」と自然とお互いに褒めあったり、会話もはずんで笑い声も時折聞こえ、そんな制作の風景が印象的でした。

そして、完成!

さっそく鑑賞会です。

「でははじめに、〇〇さんの作品です…」と紹介が始まると、参加者の皆さんのほうから真っ先に拍手が!
作品の紹介をすると、制作した方もはにかみながらも本当にうれしそうなご様子。
会場全体が、参加者の皆さんお互いを受け入れ、作品の良さを味わっているような温かい雰囲気となっていました。
そんな雰囲気に、わたしたちメンバーも感激してしまいました。

参加者の方の感想をご紹介します。
「たのしい~たのしかった!いつまでも笑顔でいられそうです。初めての参加でした。また、何度でも参加したいです。」
「パステルの使い方がわかりよかった。絵はまったく描けないので心配していたが、誰でも出来る。楽しくあっという間の時間でした」
「心配しながらも、心わくわく、どんなことになるのかと思いました」
「頭の体操にもなりました」
「私にも出来たかなぁ?と喜んでいます。ありがとうございました」
「スタッフのみなさま、全員親切に指導してくださったのがよかった」
「ほめられながら、やる気がでてきた。今まで、こういう場に出たことがなかったけど、出席してみて大変良かったと思います」
「じっくり絵を描く機会もなくなり、今日は久しぶりに楽しく描くことができました。楽しい時間をありがとうございました。」

参加者の皆さんには寒さにも負けず参加してくださり、そしてこんなにも楽しんで満足していただけたこと、私たちクリニカルアートやまがたのメンバーも大変嬉しく思います。
このような場を作っていただいた河北町役場健康福祉課の皆様、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

【レポート】楽しい臨床美術体験講座 in ファーラ

2014年11月16日(日)
山形市男女共同参画センター ファーラ
プログラム「アナログ・フロッタージュ」

山形市 男女共同参画センター ファーラさんにて、「楽しい臨床美術体験講座」を開催しました!
ファーラさんの年間の様々な講座の中でも、DV防止講座のひとつとして実施する形で依頼を受け、開催の運びとなりました。

「自分の作品を見て、いいな!と思うことが自己肯定感へとつながる」
「周りの方の作品の良さを感じて、褒めあう、認め合う」
そういったことをキーワードとして、制作を通し参加者のみなさんとコミュニケーションを楽しみました。

20代の方~高齢の方まで様々な年代の方がご参加くださいました。
ほとんどの方が、臨床美術を体験されるのは初めて。みなさん、徐々にご自分の制作に夢中になっていく様子がうかがえました。

みなさんの思いがこもった、素敵な作品が次々と完成!

恒例の鑑賞会でも、参加者のみなさんの晴れやかな顔が見られました。
忙しい日常から離れ、制作を通して、心が少しほっと息つけた一瞬になったのではないでしょうか。

このような場を作っていただいた、山形市 男女共同参画センター ファーラ さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。

【参加者募集!】臨床美術でコミュニケーション☆婚活講座 アートで話そう!

☆臨床美術でコミュニケーションを楽しんでみませんか?☆
アートで話そう!
共同制作 『ふたりで描く 線と色の抽象画』
  
今年2月にも開催し、好評をいただきました講座を再び開催いたします!一般的な婚活イベントとはまた一味違った、アートを通して相手とコミュニケーションするユニークな講座です。ふたりで交互に描きながら、作品を作っていきます。あいての一筆を受け入れ、それに応えるようにまた自分の一筆を加えていく…
言葉ではない、線や色でのコミュニケーション。言葉だけでは表現できない「相手の良さ」「新たな自分」を発見できるかもしれません。絵が苦手という方も大丈夫!臨床美術士の案内で、どなたでも簡単に個性あふれる作品を制作する事が出来ます。
お互いを尊重し、認めあうことで「自己肯定感」を持っていただける、体験型ワークショップです。
 制作、鑑賞会終了後には茶話会の時間も設けています。
お申込み、お待ちしております!

♪♪♪   アートで話そう!共同制作『ふたりで描く 線と色の抽象画』    ♪♪♪

  2014年12月21日(日)    受付 13:00~        開始   13:30~16:00
会 場:山形市男女共同参画センター ファーラ 5F 視聴覚室
参加費 : 2,000円(お茶菓子付き)
対象者:25歳~45歳位の独身男女 各10名(申し込み 先着順)
※申し込み状況によっては、男女の数が異なる場合もありますのでご了承ください。
申し込み締め切り:2014年12月17日(水)17時まで
◎男性のみ、申し込みを締め切らせていただきました。
参加される方の氏名、年齢、連絡先電話番号を電話かメールいずれかの方法で クリニカルアートやまがた までお知らせください。(担当:工藤)
TEL   080-8224-1604 (受付9:00~17:00)
※都合により、電話を受けられない場合には、後ほど電話連絡いたしますのでご了承ください。
E-mail: info@clinicalart-yamagata.jp
↓クリックするとフライヤー画像が見られます
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【展示案内】子供たちを元気にする臨床美術 わくわくアート 作品展

◎被災地応援企画◎    わくわくアート作品展

私たちクリニカルアートやまがたの中には、東北4県(宮城・岩手・福島・山形)の東日本大震災地域、及び被災者に対し、臨床美術を用いた創作活動を行う支援グループ『東日本臨床美術・りぼん』( 通称 にほりぼ 、東日本在住の臨床美術士有志による) にて活動を行っているメンバーがいます。
 昨年10月から月1回、「わくわくあ〜と」と題して、山形市のあいびぃ保育園で3〜6才の園児が参加し臨床美術プログラムを実施してきました。
あいびぃ保育園とは、東日本大震災の為、山形市に避難してきた子供たちの通う保育園で、
1才〜6才までの32名の園児が通っています。(平成24年9月に認定NPO法人IVYが開園)
この一年間、保育園で実施してきた臨床美術プログラムの作品を、一挙に展示することとなりました!
この活動に参加しているメンバーより、「わくわくあ~と」の作品展についてコメントしていただきました。

「毎回、予想を越える園児達の発想やこだわりに、私たちも発見と刺激を受けてきました。子ども達が一生懸命制作した作品をぜひ多くの方々に見ていただきたいと思い、今回作品展を開くことにしました。子供たちを応援する沢山の方にご覧いただきたいと思います。
またこの活動を通して、子供たちの持つ無限の可能性を広げることが出来る臨床美術を多くの方に知っていただき、アートにも心を元気にする力があるという事を見ていただきたいと思います。」

臨床美術を通しての支援活動は、震災により心に大きな痛手を負い、今もなお不自由な状況にある方々の心の解放、充足感を引き出すきっかけとなっています。支援活動のひとつとして知っていただく良い機会ですので、ぜひご覧ください!

子どもたちを元気にする臨床美術 わくわくアート 作品展

日時  : 20141122()30() 23日、24日は、休館》
                        開館時間(am900pm930) 最終日のみpm400まで
場所  : 山形市総合福祉センター(山形市城西2222)1階ロビー
主宰  : 東日本臨床美術・りぼん
共催  : 認定NPO法人IVY(アイビー)  & あいびぃ保育園
入場料 : 無料

↓ クリックすると、チラシがご覧になれます。
わくわくアート作品展

  

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