【レポート】臨床美術でコミュニケーション☆『アートで話そう!』開催しました!
2014年12月25日
2014年12月21日(日)
男女共同参画センター ファーラ
プログラム『二人で描く 線と色の抽象画』

“婚活”をテーマに、アートを通して相手とコミュニケーションする臨床美術講座『アートで話そう!』を開催しました。
一般的な婚活イベントとは一味違った講座に、今回も多くの方にご参加いただきました。
ふたりずつペアとなって共同で描きながら、作品を作っていきます。
あいての一筆を受け入れ、それに応えるようにまた自分の一筆を加えていく…
このやり取りが、自分を受け入れ、相手を受け入れるコミュニケーションとなっていきます。
制作の途中、
「絵を描くなんて、小学生以来ですよ~抽象画、面白い」
「この色すてきですね~クリスマスの雰囲気!」
ペアになった方と、同じテーブルに座った方々と、自然とお互いを褒めあったり、声をかけ合う様子が見られました。
制作終了後には、恒例の鑑賞会です。

鑑賞会では、参加者のみなさんより、
「こんな作品にしてみたかった」「相手の方のこの部分が面白いと思ってこんな風に描きました…」など
制作中の思いを語ってくださり、相手を受け入れつつ、それぞれの皆さんの良さが作品に表れているようでした。


お互いの作品の雰囲気が自然と似てくるのも、このプログラムの面白いところですね。
制作、鑑賞会終了後には茶話会の時間も設け、ペアなった方以外の方とも作品を介して会話が生まれ、和やかな雰囲気となりました。
参加者の方の感想をご紹介します。
「2回目の参加でした。楽しかったです」
「思っていた以上に素晴らしい作品が完成できたと思っています。スタッフの方も丁寧に声掛けて頂けて楽しかったです」
「次回はいつですか?また参加したいです」
今回の講座もたくさんの方に好評いただきました。
アートを通して、本来の自分も表現しつつ、相手の方の良さも感じることができる、そんな良い機会となったのではないでしょうか。
多くの方がコミュニケーションを楽しめる機会を今後も作っていければと思います。
【レポート】依頼講座「りんごの量感画」in 河北町
2014年12月5日
【レポート】楽しい臨床美術体験講座 in ファーラ
2014年11月20日
2014年11月16日(日)
山形市男女共同参画センター ファーラ
プログラム「アナログ・フロッタージュ」

山形市 男女共同参画センター ファーラさんにて、「楽しい臨床美術体験講座」を開催しました!
ファーラさんの年間の様々な講座の中でも、DV防止講座のひとつとして実施する形で依頼を受け、開催の運びとなりました。
「自分の作品を見て、いいな!と思うことが自己肯定感へとつながる」
「周りの方の作品の良さを感じて、褒めあう、認め合う」
そういったことをキーワードとして、制作を通し参加者のみなさんとコミュニケーションを楽しみました。
20代の方~高齢の方まで様々な年代の方がご参加くださいました。
ほとんどの方が、臨床美術を体験されるのは初めて。みなさん、徐々にご自分の制作に夢中になっていく様子がうかがえました。

みなさんの思いがこもった、素敵な作品が次々と完成!




恒例の鑑賞会でも、参加者のみなさんの晴れやかな顔が見られました。
忙しい日常から離れ、制作を通して、心が少しほっと息つけた一瞬になったのではないでしょうか。
このような場を作っていただいた、山形市 男女共同参画センター ファーラ さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。
【展示案内】子供たちを元気にする臨床美術 わくわくアート 作品展
2014年10月28日
◎被災地応援企画◎ わくわくアート作品展
私たちクリニカルアートやまがたの中には、東北4県(宮城・岩手・福島・山形)の東日本大震災地域、及び被災者に対し、臨床美術を用いた創作活動を行う支援グループ『東日本臨床美術・りぼん』( 通称 にほりぼ 、東日本在住の臨床美術士有志による) にて活動を行っているメンバーがいます。
昨年10月から月1回、「わくわくあ〜と」と題して、山形市のあいびぃ保育園で3〜6才の園児が参加し臨床美術プログラムを実施してきました。
あいびぃ保育園とは、東日本大震災の為、山形市に避難してきた子供たちの通う保育園で、1才〜6才までの32名の園児が通っています。(平成24年9月に認定NPO法人IVYが開園)
この一年間、保育園で実施してきた臨床美術プログラムの作品を、一挙に展示することとなりました!
この活動に参加しているメンバーより、「わくわくあ~と」の作品展についてコメントしていただきました。
「毎回、予想を越える園児達の発想やこだわりに、私たちも発見と刺激を受けてきました。子ども達が一生懸命制作した作品をぜひ多くの方々に見ていただきたいと思い、今回作品展を開くことにしました。子供たちを応援する沢山の方にご覧いただきたいと思います。
またこの活動を通して、子供たちの持つ無限の可能性を広げることが出来る臨床美術を多くの方に知っていただき、アートにも心を元気にする力があるという事を見ていただきたいと思います。」
臨床美術を通しての支援活動は、震災により心に大きな痛手を負い、今もなお不自由な状況にある方々の心の解放、充足感を引き出すきっかけとなっています。支援活動のひとつとして知っていただく良い機会ですので、ぜひご覧ください!
子どもたちを元気にする臨床美術 わくわくアート 作品展
日時 : 2014年11月22日(土)〜30日(日) 《23日、24日は、休館》
開館時間(am9:00~pm9:30) 最終日のみpm4:00まで
場所 : 山形市総合福祉センター(山形市城西2-2-22)1階ロビー
主宰 : 東日本臨床美術・りぼん
共催 : 認定NPO法人IVY(アイビー) & あいびぃ保育園
入場料 : 無料
↓ クリックすると、チラシがご覧になれます。
わくわくアート作品展
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