【レポート】楽しい臨床美術体験講座 in ファーラ
2014年11月20日
2014年11月16日(日)
山形市男女共同参画センター ファーラ
プログラム「アナログ・フロッタージュ」

山形市 男女共同参画センター ファーラさんにて、「楽しい臨床美術体験講座」を開催しました!
ファーラさんの年間の様々な講座の中でも、DV防止講座のひとつとして実施する形で依頼を受け、開催の運びとなりました。
「自分の作品を見て、いいな!と思うことが自己肯定感へとつながる」
「周りの方の作品の良さを感じて、褒めあう、認め合う」
そういったことをキーワードとして、制作を通し参加者のみなさんとコミュニケーションを楽しみました。
20代の方~高齢の方まで様々な年代の方がご参加くださいました。
ほとんどの方が、臨床美術を体験されるのは初めて。みなさん、徐々にご自分の制作に夢中になっていく様子がうかがえました。

みなさんの思いがこもった、素敵な作品が次々と完成!




恒例の鑑賞会でも、参加者のみなさんの晴れやかな顔が見られました。
忙しい日常から離れ、制作を通して、心が少しほっと息つけた一瞬になったのではないでしょうか。
このような場を作っていただいた、山形市 男女共同参画センター ファーラ さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。
【展示案内】子供たちを元気にする臨床美術 わくわくアート 作品展
2014年10月28日
◎被災地応援企画◎ わくわくアート作品展
私たちクリニカルアートやまがたの中には、東北4県(宮城・岩手・福島・山形)の東日本大震災地域、及び被災者に対し、臨床美術を用いた創作活動を行う支援グループ『東日本臨床美術・りぼん』( 通称 にほりぼ 、東日本在住の臨床美術士有志による) にて活動を行っているメンバーがいます。
昨年10月から月1回、「わくわくあ〜と」と題して、山形市のあいびぃ保育園で3〜6才の園児が参加し臨床美術プログラムを実施してきました。
あいびぃ保育園とは、東日本大震災の為、山形市に避難してきた子供たちの通う保育園で、1才〜6才までの32名の園児が通っています。(平成24年9月に認定NPO法人IVYが開園)
この一年間、保育園で実施してきた臨床美術プログラムの作品を、一挙に展示することとなりました!
この活動に参加しているメンバーより、「わくわくあ~と」の作品展についてコメントしていただきました。
「毎回、予想を越える園児達の発想やこだわりに、私たちも発見と刺激を受けてきました。子ども達が一生懸命制作した作品をぜひ多くの方々に見ていただきたいと思い、今回作品展を開くことにしました。子供たちを応援する沢山の方にご覧いただきたいと思います。
またこの活動を通して、子供たちの持つ無限の可能性を広げることが出来る臨床美術を多くの方に知っていただき、アートにも心を元気にする力があるという事を見ていただきたいと思います。」
臨床美術を通しての支援活動は、震災により心に大きな痛手を負い、今もなお不自由な状況にある方々の心の解放、充足感を引き出すきっかけとなっています。支援活動のひとつとして知っていただく良い機会ですので、ぜひご覧ください!
子どもたちを元気にする臨床美術 わくわくアート 作品展
日時 : 2014年11月22日(土)〜30日(日) 《23日、24日は、休館》
開館時間(am9:00~pm9:30) 最終日のみpm4:00まで
場所 : 山形市総合福祉センター(山形市城西2-2-22)1階ロビー
主宰 : 東日本臨床美術・りぼん
共催 : 認定NPO法人IVY(アイビー) & あいびぃ保育園
入場料 : 無料
↓ クリックすると、チラシがご覧になれます。
わくわくアート作品展
【レポート】依頼講座「飛ぶ人」
2014年10月20日
2014年10月10日(金)
総合福祉施設 ら・ふらんす大江
プログラム「飛ぶ人」
施設の庭には、見事なラフランスが実り、職員の方が台風に備えて、収穫作業を急いでいるところでした。
「今年度締めくくりの講座なので、立体的な表現に挑戦したかった」という思いでメイン講師を務めたのは、小関里美さんです。

「飛ぶ」というキーワードから「飛ぶもの」を連想すると、ヘリコプター、ロケット、とんぼ、蛍…などがあげられました。
次に実際に体を動かし、ぴょん!と飛んでみたりして、イメージを膨らませていきます。
粘土の柔らかさを楽しみながら、いよいよ自分で思う「飛ぶ人」の制作です。粘土での造形が難しい方もいらっしゃいましたが、一人ひとりが工夫をしながら、作品を仕上げていました。


皆さんの発想がとても豊かで、個性あふれる作品が次々に出来上がりました!
皆さんの「飛ぶ人」。とっても元気でいきいきとしています!


鑑賞会では、自分のイメージした「飛ぶ人」を表現できた~と満足そうな様子が伝わってきて、こちらも嬉しくなりました!

最後に「ありがとうございました」のお礼の言葉と素敵な笑顔に見送られ施設をあとにしました。
今年度はこれで終了ですが、また来年もら・ふらんす大江の皆さんにお会いできればいいですね!
【依頼講座・募集】楽しい臨床美術体験講座
2014年10月14日
今年度も私たちクリニカルアートやまがたでは、いくつか依頼を受けて講座を実施しています。
今年は山形市男女共同参画センターさんより依頼を受け、11月に講座を開催します!お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。
※お申し込み・お問い合わせは、山形市男女共同参画センターさんへ直接お願いいたします。
*山形市男女共同参画センター 主催事業 DV防止講座②*
楽しい臨床美術講座 アナログ・フロッタージュ~

フロッタージュとは、凸凹したものに紙や布をかぶせて、その形状を写し取る技法です。今回のプログラム「アナログ・フロッタージュ」は、ボードに凧糸で思い思いの線を描き、その上にガーゼをかぶせてオイルパステルで彩色していきます。オイルパステルはとても発色が良く、色を重ねていくことで重層感のある作品になります。作品のイメージは制作者のコントロールや意識に関係なく偶然性にゆだねられます。
臨床美術(クリニカルアート)は独自のアートプログラムに沿った創作活動を通して脳を活性化し、私たちの心をときほぐしていきます。
「美術は苦手」という方も、初心者の方も大歓迎!一緒に楽しい体験をしてみませんか?
日時:11月16日(日)10時~12時
会場:山形市男女共同参画センター 5階 視聴覚室
講師:臨床美術士 安達奈緒子 ほか クリニカルアートやまがたスタッフ
対象:山形市・上山市・天童市・山辺町・中山町在住、または山形市在勤・在学の方 20名
材料費:300円(当日集金)
託児:1歳以上未就学児(無料、先着順、要予約)
※11月6日(木)まで、電話でお申し込みください。ただし、山形市以外の方はご相談ください。
申し込み・問い合わせ 023-645-8077(祝日を除く毎日 9時~17時)
↓こちらをクリックするとチラシがご覧になれます。
141116 DV防止講座チラシ
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