日々の活動Blog

【募集】Only One Project コミュニケーションのワークショップ「二人で描く線と色の抽象画」

昨年度2月に初めて開催し好評だった、会のメンバー工藤悦子さん企画のOnly One Project、今年度も開催します!
今回は「より良い人間関係を築く為のコミュニケーションのワークショップ」と題して実施します。
ふるってご参加ください!

Only One Project  より良い人間関係を築く為のワークショップ
共同制作『二人で描く線と色の抽象画』
2014年6月29日(日)
Open  13:30~
Start  14:00~
参加費  2,000円(要事前申し込み)
対象 : どなたでも
募集 : 20名
(先着順、ご友人同士での参加でも可)
会場 : 男女共同参画センターファーラ5階  視聴覚室
※駐車場は男女共同参画センターファーラの駐車場をご利用ください。(無料)
申し込み〆切 :6月24日(月) 17:00

お申し込みの方は、ワークショップ名「二人で描く線と色の抽象画」、参加される方の氏名、年齢、性別、連絡先電話番号を、電話か申し込みフォームのいずれかの方法で以下のクリニカルアートやまがたまでお知らせください。

◎クリニカルアートやまがた
℡:080-8224-1604(担当:工藤     受付時間/9:00~17:00)
※都合により、電話に出られない場合には後ほど電話連絡いたしますので、ご了承ください。
申し込みフォーム:http://www.clinicalart-yamagata.jp/inquiry/

only one project 14.6.29
↑クリックするとフライヤー画像が見られます

【レポート】第三回総会を開催しました

2014年5月18日(日)
芸術工科大学アトリエ棟

昨年度の報告と今年度の方針を決めるため、総会を実施しました。
クリニカルアートやまがたが発足して早3年目。
会長の東海林さんのお話より、今年のキーワードは「いてくれて、ありがとう」です。
メンバー同士、いてくれることを大事に思うことを改めて感じました。

総会終了後には、私たちの会にも所属してくださっているダンサーの加藤由美先生によるワークショップを開催しました。

今回のワークショップは臨床美術士としての資質を高めるために企画したものです。「押すチカラ、引くチカラ」と題して、私たちがもともと持っている身体感覚を呼び覚ますためのワークショップです。どんなことをするのだろう?と、みなさんワクワクです。

あいさつなどを交わし、会場が和んだ後、加藤先生がボールペンを出してください…と、アナウンス。
二人でペアになり、お互い人差し指を使ってボールペンを持ち上げ、運んでいきます。ペンを落としてはいけないと、みなさん真剣な眼差しです。
 
どちらかが先導して動いて、相手がその動きについていきます。ボールペンが思わぬ方向に動いて、危うく落としてしまいそう…!
普段使わない感覚や筋肉を使い、会場は大盛り上がり!

最後には、向かい合ってお互い両手が触れ合わない距離を保ちながら、相手の動きに合わせて動いていきます。
  
ゆったりとした動きをしたりするペア、立ったりしゃがんだり、時には速く!激しく動くペアなど、こちらの実践も大盛り上がり。
相手のパワーを感じながら「押したり、引いたり」の意味を、このワークショップで体感することができました。
加藤先生、ありがとうございました!

ワークショップ後にはお楽しみの茶話会です。

みなさん持ち寄りのお菓子を囲んで、小関さんによる東日本大震災の臨床美術ボランティア「にほりぼ」の活動のお話から、会員一人ずつ今年度の抱負などを語りました。
この和気あいあいとした雰囲気がクリニカルアートやまがたの持ち味です。
会員同士のつながりも大事に、今年度も活動を精一杯進めていきます。

安達奈緒子(クリニカルアートやまがたメンバー)

【レポート】七ヶ宿町高齢者センター「紙素材でつくる立体 筍」

紙素材でつくる立体 筍
会場:七ヶ宿町高齢者センター
日時:2014年5月15日(木)

昨年度末に訪れた七ヶ宿町社会福祉協議会からご依頼をいただき、平成26年度1回目の講座を開催しました。クリニカルアート『やまがた』には、宮城県在住のメンバーもおります。今回は前回に引き続き、高橋かおる、千葉田鶴子さん、そして井上人美さんのオール宮城メンバーで担当させていただきました。緑豊な七ヶ宿町には大きなダムがあって、車窓からの眺めは最高です。景色に癒されながら会場へと向かいました。

今回のモデルは春を感じる筍です。七ヶ宿町の筍はまだ土の中・・・ということで、職員の今野さんがこの日の為に、お隣の蔵王町産の筍を用意して下さいました。とても大きな筍の登場に七ヶ宿町の皆さんのテンションも上がります。参加者は社協のお二人を含め計10名。前回参加して下さった方々が「今日は何をつくるのかしら」と笑顔で出迎えて下さいました。アットホームな雰囲気に思わず「ただいま」と言ってしまいそうです。

 
筍をよく観察してみると面白い形をしていることに気が付きます。「あなたの筍は大きいわね」「立派だ」とお互いの作品を誉め合う姿がみられました。皆さんすっかり制作に夢中です。モデルの筍を何度も確認しながら制作する人、モデルよりも魅力的な作品を目指す人、それぞれの個性が光る素敵な筍が完成しました。

 
出来上がった作品から机の上へと並べていきます。本物のいきいきとした筍が土の中から顔を出したようです。
お茶を飲みながら、鑑賞会が始まりました。お名前を呼ばれると前へ出てきて、作品のポイントを説明して下さる方もいらっしゃいました。


作り手の想いがぎゅっと詰まった筍たち。鑑賞会の後には、作品の脇に本物の筍を立てるという演出もあり、カメラを持った方々による撮影会が始まりました。七ヶ宿町で筍が収穫出来る日が待ち遠しいですね。

高橋かおる(クリニカルアートやまがたメンバー)
写真提供(七ヶ宿町社会福祉協議会)

【勉強会】たけのこの新聞工作

2014年5月10日(土)滝山コミュニティセンター

とても久しぶりの、ブログ更新です。
今回は会員向け勉強会の様子のご紹介です。

五月晴れの気持ちいいこの日、久しぶりに開催した勉強会でやってみたのは「たけのこの新聞工作」です。
宮城のメンバーも集まり、準備をしてくださった高橋かおるさんを中心に勉強会がスタート。
メンバーの小関さんが用意してくださった可愛いたけのこ達をモチーフに作っていきます。

手を入れていくほど、どんどん表情を変えていく自分だけのたけのこ。制作の手が止まりません!
たけのこの様々なイメージを持ちながら、会話も楽しみながら…思い思いのたけのこが出来上がっていきました。

完成した作品はこちら!
施設内に中庭があり、ちょっとお借りして…いいお天気のもと撮影会がスタート!こっそり、本物のたけのこも一緒に撮影会に参加です。
  

とってもいきいきとした、たけのこが出来ました!

みんなで勉強会をするのはとても楽しく、プログラムの良さ、楽しさをみんなで分かち合えます。
今年度は勉強会を多く開催していく予定です。勉強会を通し会員の絆を深め、今年度の活動も頑張っていきたいと思います。

安達奈緒子(クリニカルアートやまがたメンバー)

【レポート】七ヶ宿町高齢者センター「りんごの量感画」

五感で絵を描く(りんごの量感画)
会場:七ヶ宿町社会福祉協議会
日時:2014年3月25日(火)

今回は、七ヶ宿町社会福祉協議会から臨床美術講座のご依頼をいただきました。クリニカルアートやまがたにとっては、宮城県からの初依頼。講師として伺ったのは宮城県在住でクリニカルアートやまがたメンバーの高橋かおるさん、千葉田鶴子さん、そして山形からは工藤悦子さんの三人です。

七ヶ宿町は山に囲まれていて雰囲気がよく、とても落ち着く美しい所です。今回の依頼者で社協職員の今野さんは、気さくで、地域のお年寄りを支える明るく頼もしい方。最初はおそるおそる(多分:笑)私たちの会に「臨床美術ってどんなことするんですか?」と、連絡をくださいましたが、お話しているうちに、今野さんのお人柄もあり、これはぜひ七ヶ宿での講座を実現したい!という気持ちがわたしたちメンバーの中でも盛り上がっていきました。

プログラムは『りんごの量感画』。七ヶ宿のみなさんは臨床美術が初めてということで、どんな方でも描きやすく、楽しんでいただけるオイルパステルを使ったプログラムを実施。参加者は、社協の方お二人を含め、60代~90代(そのうち90代の方が4名!)の方が計12名。皆さん元気いっぱい!で、小学生の女の子の飛び入り参加もあり、幅広い年齢層。初めてとは思えないくらい個性的な作品が出来上がりました。絵を描くことに対しての既成概念が次々と壊れて、少々混乱しながらも、臨床美術を楽しんでいるご様子が伺えました。

今野さんほか社協の皆さんからも「参加者の皆さんの緊張が柔らぎ、楽しそうな表情に変わって行った。」という感想をいただきました。豊かな時間と人のあたたかさに、ほっこり癒される七ヶ宿の1日でした。

工藤悦子/高橋かおる(クリニカルアートやまがたメンバー)
写真提供(七ヶ宿町社会福祉協議会)

© 2012 クリニカルアートやまがた All Rights Reserved.