【募集】臨床美術講座「いろいろな線と色で遊ぼう」
2012年11月15日
クリニカルアートやまがたでは、2012年12月9日(日)、東北芸術工科大学アトリエ棟3階にて、一般向けの臨床美術講座「いろいろな線と色で遊ぼう」を開催します。

活動を開始しはじめて約1年が経とうとしています。5月の会の創設以来、公的施設からの依頼講座を中心に活動を続けてきました。この度、初の一般の皆さんを対象とした臨床美術講座を開催します。
東北芸術工科大学の支援も受け、臨床美術の楽しさや奥深さを気軽にご体験いただける機会です。ぜひ知人、ご友人をお誘いあわせの上、ご参加ください。
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絵を描いて頭の中をほぐしてみませんか?
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頭の中がカチコチになったり、ストレスを感じていませんか?この講座では、五感が目覚めるような鮮やかな色のパステルを使い、紙に様々な太さ、色、かたちの線を、リラックスしながら自由に描くことを楽しみます。絵が苦手な方でも大丈夫。講座が終わる頃には、いろいろな線と色で自分が元気になるような作品が完成します。体をストレッチするように頭の中をほぐし、あなたの素敵な色と線の世界を見つけてみませんか?
◎講座概要
講座名:クリニカルアートやまがた臨床美術講座「いろいろな線と色で遊ぼう」
日時:2012年12月9日(日)9:30~11:30
会場:東北芸術工科大学アトリエ棟3階
住所:山形市上桜田3-4-5
対象:学生、社会人など一般の方
定員: 30名(先着順)
参加費:500円(材料費、お茶代を含みます)
主催:クリニカルアートやまがた
協力:東北芸術工科大学美術館大学センター
後援:日本臨床美術協会
◎お申込み:事務局 樋口
お名前、ご連絡先(電話番号)、参加人数を、電話かメールでお伝えください。
TEL:023-627-2043
◎駐車場のご案内
東北芸術工科大学キャンパス内の駐車場にご駐車ください。
◎公共交通機関のご案内
山交バスをご利用ください。講座開催時間に利用いただけるバスは以下の時間帯となります。
(行き)山形駅発 8:18 → 芸工大着8:38
(帰り)芸工大発 12:50 → 山形駅着13:05
HP:http://www.yamakobus.co.jp/rosenbus/pdf-jikokuhyo/yamagataeki.pdf
◎会場地図

松田さんが第10回ひろすけ童話造形創作コンクールで最高賞を受賞
2012年10月16日
感性のワークショップ『感覚を気づく』
2012年10月15日
クリニカルアートやまがたには、臨床美術士ではないけれども私たちの活動に共感し会員となってくださる方もいらっしゃいます。ダンサーであり振付家の加藤由美さんもそのお一人です。彼女はダンスを手法としていますが、方法は違えど、わたしたち臨床美術士と同じように人それぞれが持っている「感性」に着目したワークショップを近年展開しています。
今回、私たちメンバーも、自分の感性を高める機会がほしいということになり、加藤先生にお願いしてワークショップを開催していただくこととなりました。
一般の方も参加可能ですので、気軽に参加してみませんか?
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加藤由美 感受性を高める感性のワークショップ
『感覚を気づく』
このダンスワークショップでは、何かの結果を得ようとするものではなく、またご自分の何かを変えようとするものでもなく、その時のご自身と一緒に、ただここにいるという感覚を感じることで、あるがままのご自身を身体で感じていきます。日常の当り前からご自分の感覚に改めて気づいていく。知っていたけど意識していなかった自分の感覚を感じてみる事を体験してみませんか?
◎ワークショップ概要
ワークショップ名:「感受性を高める感性のワークショップ『感覚を気づく』」
日時:2012年11月10日(土)10:00~12:00
会場:悠創館講師:加藤由美(ダンサー/振付家)
住所:山形市大字上桜田366(TEL:023-635-6031)
対象:一般
参加費:1300円(クリニカルアートやまがた会員1000円)
※参加費には保険料が含まれます。
服装:動きやすく、寒くない服装
持ち物:内履き、歩きやすい外履き(天候によっては外を歩きます)、飲み物、タオル
主催:工藤悦子(クリニカルアートやまがたメンバー/臨床美術士)
協力:クリニカルアートやまがた
◎加藤由美プロフィール
ダンサー、振付家。ダンススペース主宰。2003年「国民文化祭やまがた」の総合開会式ダンスの振付とソロ出演。2006年アメリカコロラド州にて、地元のインディアンダンサーグループとダンススペースの合同公演。2008年アメリカユタ州とグランドキャニオンにて、ダンススペース公演。2010年ギリシャのメテオラとカランバカにてダンススペース公演。代表的即興作品に「みず音」(2010、2012)、「ひとひら」(2011)がある。近年は身体感覚をダンスで表現することを大切に活動を続けている。東北芸術工科大学身体表現非常勤講師、東北文教大学付属幼稚園ダンス講師。
◎お問合せ・お申込み
クリニカルアートやまがた(工藤)
E-mail:ettchipi(アットマーク)gmail.com

「マチスとのコラボレーション」講座
2012年10月3日
6月にも依頼講座をさせていただいたケアハウス「らふらんす大江」で9月28日、第二回目の臨床美術講座「マチスとのコラボレーション」を開催しました。今回のプログラムも約30名の参加者のみなさんが3グループに分かれて行いました。二回目ということもあって雰囲気もリラックス。制作ではオイルパステルの使い方に慣れた方もいたようで積極的に描いていらっしゃったようです。
今回のプログラムは、これまでのブログでもご紹介してきたように、マチスが描いた不定形な形の中から自分の気になる形を探しだし、いろんな色の線で囲んでいくことを楽しむものですが、描いているうちに色を重ねたりスクラッチに夢中になったり、思いおもいの線や面、点の表現を楽しんでいらっしゃいました。

上の写真は一つのグループの作品です。担当した臨床美術士の高橋さんは、「分割した12面全部にそれぞれの味わいが表現されていて、重層的な作品になりました」と話していました。参加者のみなさんが作業に集中する様子をみて、職員の方から驚きの声をいただきましたが、これも施設の職員の方々がついてくださり、臨床美術士の説明をそれぞれの参加者のみなさんに合わせてフォローしていただいたことも大きかったと感じています。
らふらんす大江のみなさん。次回の講座も楽しみにしていてくださいね!
安達奈緒子(クリニカルアートやまがたメンバー)
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