ワークショップ&展示開催!@済生まつり in 山形済生病院
2019年9月15日
2019年9月14日(土)
山形済生病院 済生まつり
プログラム「色面とマチエール」
気持ちのよい秋晴れ!爽やかな日となった週末の初日、山形済生病院の「済生まつり」にてワークショップを開催してきました。
今回は、以前病院内で展示を行ったことがある社会福祉法人愛泉会のぎゃらりーら・ら・らさんよりお声がけいただいたことがきっかけでした。
私たちがクリニカルアートやまがた立ち上げ以来、臨床美術の講座でお世話になっている総合福祉施設らふらんす大江さんの作品展と同時に会員の作品展示もどうだろうか…との内容で、合わせて済生まつりでワークショップも!大変ありがたい機会をいただき、会員同士協力してこの日に向けて準備を進めてきました。
病院関係の方はもちろんのこと、近隣の方々など多くの方で朝から大賑わい!
取り急ぎ準備を整えて、さぁワークショップの始まりです!
プログラムは「色面とマチエール」。臨床美術の代表的画材であるオイルパステルを使って重色・混色の美しさ、色が重なるごとに絵肌が変化していくプログラムです。
今回はお一人での参加はもちろん、親子で、兄弟・姉妹で、ご夫婦で、ご家族で…様々な世代の方々に体験していただきました。
ふたりが同じ色でスタートしても、次に選ぶ色や色の重ね方、塗り方の違いで完成した時には全然違う雰囲気の作品に!
「なるほど、これがマチエールってことか!」「ぼこぼこ、ざらざらして面白いね。」「秋らしい素敵な雰囲気!」「森の中のような重厚感があるね」「今日の爽やかな秋空にぴったりな色合い!」…などなど、制作をしながらいろんな声が聞かれました。ミニ鑑賞会をして作品の素敵な部分を伝えると、みなさんにっこり笑顔!
短時間ではありますが、臨床美術の良さを少しでも感じていただけたワークショップになったかと思います。
展示は、山形済生病院本館売店に続く廊下壁面と南館2階ギャラリーにて行っています。
らふらんす大江さんは、講座でお伺いするのが今年で8年目になりました。私たち会員自身も作品を見て、「懐かしいな」「このプログラムの時はこんなことがあったな」と楽しく思い出します。
作品から、らふらんす大江のみなさんのパワーを感じていただけたらと思います。
会期は10月5日午前中まで展示を行っています。ぜひご覧ください。