【依頼講座】らふらんす大江に行ってきました!③
2019年10月25日
2019年10月25日(金)
総合福祉施設 ら・ふらんす大江
プログラム名 「殻つきカラころピーナッツ」
今年度最後の講座は、久しぶりにオイルパステルを使ったプログラム「殻つきカラころピーナッツ」です!第1回目はアクリラ絵具、第2回目はクレイペイントと振りかえってみると画材のバリエーションが豊富な1年でしたね。本日は久しぶりにオイルパステルを使うので、まずはじめに肩慣らしで描き心地を試してみました。
オイルパステルを立てたり横にしたりと使い分けしながら紙面に線が描かれていきます。色の世界が広がっていくと皆さんの表情もイキイキと輝いて見えます。
本日の主役ピーナッツの登場です!まずは振って音を聞いてみたり、匂いを嗅いでみたりと五感を使ってピーナッツを観察します。味も確かめてみたいところですが・・・今日は見るだけでガマンです。
ピーナッツの中身は2粒。割って中身を見ながら描き始めました。
色面とピーナッツを交互に眺めながら色を探していきます。オイルパステルをこすって広げて少しづつ粒が大きく育っていきました。
メイン講師がピーナッツの成長の過程を写真で紹介すると、皆さん興味深そうに目を向けて話を聞いて下さいました。職員さんによると数年前にらふらんす大江さんの菜園でも栽培したことがあったそうです。ピーナッツは秋が収穫時期なのだとか。まさに旬の食材ですね。
手が止まったり動いたりを繰り返しながら、思い思いに色を重ねていきました。オイルパステルが重なれば重なるほど、ピーナッツの殻の質感に近づいていくような気がします。
ルーペ登場!改めてピーナッツの殻を観察してみると形や模様が1個1個異なっていて面白いことに気づかされます。
参加者の中にはピーナッツではなく、自分の作品をルーペで眺めながらスクラッチを楽しんでいる方もいらっしゃいましたよ。
自分のピーナッツに似合う台紙を選んだらサインを入れて作品の完成です!1粒1粒丁寧に色を重ねて描き表現したり、殻の形や模様に拘ったり、形に捉われず画面全体にピーナッツの質感を表現したりと個性溢れる作品の数々。
鑑賞会が始まると皆さん嬉しそうに作品に目を向けメイン講師の言葉に耳を傾けています。自分の作品の番になると目を下に向けたり、そわそわしたりと少し恥ずかしそうにしている方もいらっしゃいましたが、拍手が聞こえてくる頃には自信に満ちた表情に変わっていましたよ。カラころと楽しい音が聞こえてきそうな色鮮やかなピーナッツ。芸術の秋もいいけれどやっぱり食欲の秋も楽しみたいですね。らふらんす大江の皆様1年間ありがとうございました。またお会い出来る日を楽しみにしています。